ROUNDDOWN関数とは|指定した桁数で切り捨てる関数
ROUNDDOWN関数とは
ROUNDDOWN関数は、指定した数値を指定した桁数で切り捨てる関数です。
端数を必ず下方向に調整したい場合に利用されます。
ROUNDDOWN関数の基本構文
=ROUNDDOWN(数値, 桁数)
- 数値:切り捨ての対象となる数値を指定します。
- 桁数:切り捨てる桁を指定します(省略不可)。
ROUNDDOWN関数の使い方
小数第2位で切り捨てる
123.459 を小数第2位で切り捨てたい場合:
=ROUNDDOWN(123.459, 2)
結果は「123.45」になります。
整数に切り捨てる
123.999 を整数に切り捨てたい場合:
=ROUNDDOWN(123.999, 0)
結果は「123」になります。
10の位で切り捨てる
123.999 を10の位で切り捨てたい場合:
=ROUNDDOWN(123.999, -1)
結果は「120」になります。
ROUNDDOWN関数の注意点
- 常に下方向(絶対値が小さくなる方向)に切り捨てられます。
- 桁数が正なら小数点以下、負なら整数部分を切り捨てます。
- 桁数を省略することはできません(必ず指定が必要です)。