ROUND関数とは|指定した桁数で四捨五入する関数
ROUND関数とは
ROUND関数は、指定した数値を指定した桁数で四捨五入する関数です。
金額や割合などを整えたいときに広く利用されます。
ROUND関数の基本構文
=ROUND(数値, 桁数)
- 数値:四捨五入の対象となる数値を指定します。
- 桁数:四捨五入する桁を指定します(省略不可)。
ROUND関数の使い方
小数第2位で四捨五入する
123.456 を小数第2位で四捨五入する場合:
=ROUND(123.456, 2)
結果は「123.46」になります。
整数で四捨五入する
123.456 を整数に四捨五入する場合:
=ROUND(123.456, 0)
結果は「123」になります。
10の位で四捨五入する
123.456 を10の位で四捨五入する場合:
=ROUND(123.456, -1)
結果は「120」になります。
ROUND関数の注意点
- 桁数が正の数なら小数点以下を四捨五入、負の数なら整数部分を四捨五入します。
- 桁数を省略することはできません(必ず指定が必要です)。
- 標準的な四捨五入ルールに基づいて計算されます。