CONCAT関数とは|2つの文字列を結合する関数
CONCAT関数とは
CONCAT関数は、2つの文字列を結合して1つにまとめる関数です。
シンプルに文字列を連結したい場面で利用されます。
CONCAT関数の基本構文
=CONCAT(文字列1, 文字列2)
- 文字列1:結合する最初の文字列を指定します。
- 文字列2:結合する2つ目の文字列を指定します。
CONCAT関数の使い方
2つのセルの値を結合する
A2とB2の値を結合したい場合:
=CONCAT(A2, B2)
例えば「田中」と「太郎」があれば、「田中太郎」という1つの文字列になります。
固定文字列とセルの値を結合する
A2の値の後ろに「さん」を付けたい場合:
=CONCAT(A2, "さん")
「田中」なら「田中さん」という形で結合されます。
CONCAT関数の注意点
- 結合できるのは2つの文字列のみです。
- 複数の文字列を一度に結合したい場合は、TEXTJOIN関数やJOIN関数の使用を検討します。
- 区切り文字(スペースやカンマなど)は自動では挿入されないため、必要な場合は明示的に指定します。