ROUNDUP関数とは|指定した桁数で切り上げる関数
ROUNDUP関数とは
ROUNDUP関数は、指定した数値を指定した桁数で切り上げる関数です。
端数を必ず上方向に調整したい場合に利用されます。
ROUNDUP関数の基本構文
=ROUNDUP(数値, 桁数)
- 数値:切り上げの対象となる数値を指定します。
- 桁数:切り上げる桁を指定します(省略不可)。
ROUNDUP関数の使い方
小数第2位で切り上げる
123.451 を小数第2位で切り上げたい場合:
=ROUNDUP(123.451, 2)
結果は「123.46」になります。
整数に切り上げる
123.001 を整数に切り上げたい場合:
=ROUNDUP(123.001, 0)
結果は「124」になります。
10の位で切り上げる
123.001 を10の位で切り上げたい場合:
=ROUNDUP(123.001, -1)
結果は「130」になります。
ROUNDUP関数の注意点
- 常に上方向(絶対値が大きくなる方向)に切り上げられます。
- 桁数が正なら小数点以下、負なら整数部分を切り上げます。
- 桁数を省略することはできません(必ず指定が必要です)。