JOIN関数とは|範囲や配列の要素を区切り文字でまとめる関数
JOIN関数とは
JOIN関数は、指定した区切り文字を使って、範囲や配列の要素をまとめる関数です。
複数のセルや配列の値をひとつの文字列に連結したいときに使用されます。
JOIN関数の基本構文
=JOIN(区切り文字, 範囲または配列)
- 区切り文字:各値の間に挿入する文字列を指定します。
- 範囲または配列:まとめたいセル範囲または配列を指定します。
JOIN関数の使い方
カンマ区切りでセルの値をまとめる
A2:A4の値をカンマ区切りでまとめたい場合:
=JOIN(",", A2:A4)
各セルの内容が「値1,値2,値3」という形で連結されます。
スペース区切りで文字列を連結する
A2、B2、C2の値をスペース区切りで連結したい場合:
=JOIN(" ", A2:C2)
氏名やフルアドレスの作成などに活用できます。
JOIN関数の注意点
- 空白セルも区切り文字で連結されるため、不要な区切りが挿入される場合があります。
- 空白セルを無視する設定はありません(必要ならフィルター関数などで前処理が必要です)。
- まとめる要素が多すぎると、文字列の最大長制限に達することがあります。