HOUR関数とは|時間から「時」だけを取り出す関数
HOUR関数とは
HOUR関数は、指定した時刻データから「時」の部分だけを取り出す関数です。
時間データを時単位で分析・管理したいときに便利です。
HOUR関数の基本構文
=HOUR(シリアル値)
- シリアル値:対象となる時間や、時間を含むセルを指定します。
HOUR関数の使い方
指定した時刻から「時」を取り出す
12:45:30 から「12」を取り出したい場合:
=HOUR(A2)
シリアル値から「時」を取得する
0.5(12:00を表すシリアル値)から時を取得したい場合:
=HOUR(0.5)
シリアル値が0.5の場合、HOUR関数の結果は12になります。
HOUR関数の注意点
- 時刻は内部的に1日=1.0とする数値(シリアル値)で管理されています。
- 24時間以上のシリアル値を指定した場合、24で割った余りが使われます(例:25時間は1時として扱われます)。
- 対象が無効な値や文字列の場合、エラーになります。