TIME関数とは|時・分・秒を指定して時間を作成する関数
TIME関数とは
TIME関数は、指定した時・分・秒から時間データを作成する関数です。
シリアル値で時間を管理するスプレッドシートやExcelで、正確な時間を作成したいときに利用します。
TIME関数の基本構文
=TIME(時, 分, 秒)
- 時:0〜23の整数を指定します。
- 分:0〜59の整数を指定します。
- 秒:0〜59の整数を指定します。
TIME関数の使い方
特定の時刻を作成する
12時30分15秒を作成したい場合:
=TIME(12, 30, 15)
この場合、「12:30:15」と表示されます。
時・分・秒をセル参照で指定する
A2に「時」、B2に「分」、C2に「秒」が入力されている場合:
=TIME(A2, B2, C2)
セルに入力された値を使って時間を作成できます。
TIME関数の注意点
- 「時・分・秒」の引数には、それぞれ整数値を指定する必要があります。
- 引数の値が範囲外(例:60分以上など)の場合、自動的に繰り上がって調整されます。
- 結果はシリアル値(1日=1.0の割合)で管理され、表示は時刻形式になります。