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TRUNC関数とは|数値を指定した桁数で切り捨てる関数

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TRUNC関数とは

TRUNC関数は、指定した数値を指定した桁数で切り捨てる関数です。
小数点以下の不要な桁を切り捨てて、数値を整えたい場合に利用されます。

TRUNC関数の基本構文

=TRUNC(数値, [桁数])
  • 数値:切り捨ての対象となる数値を指定します。
  • 桁数(省略可能):残したい小数点以下の桁数を指定します。省略すると0桁(整数化)になります。

TRUNC関数の使い方

小数点以下をすべて切り捨てる

123.456 を整数に切り捨てたい場合:

=TRUNC(123.456)

結果は「123」になります。

 

小数点第1位まで残す

123.456 を小数第1位まで残して切り捨てたい場合:

=TRUNC(123.456, 1)

結果は「123.4」になります。

 

負の桁数を指定して切り捨てる

1234 を-2桁で切り捨てたい場合:

=TRUNC(1234, -2)

結果は「1200」になります。

TRUNC関数の注意点

  • 切り捨てるだけで、四捨五入は行いません。
  • 負の桁数を指定すると整数部分の桁数を切り捨てることができます。
  • 桁数を省略した場合、整数に切り捨てられます。

TRUNC関数に関連する関数

参考リンク
TRUNC – ドキュメント エディタ ヘルプ – Google Support
記事の著者
  • この記事の著者:えびお
  • 神戸にて、WEBディレクター・マーケターとして活動しています。独学でGAS(Google Apps Script)やエクセル・スプレッドシート関数を学びながら、GPTを活用してプロンプトを作成し、プログラミングにも取り組んでいます。

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