INT関数とは|数値を超えない最大の整数に切り捨てる関数
INT関数とは
INT関数は、指定した数値を超えない最大の整数に切り捨てる関数です。
小数点以下を切り捨てて整数だけを取り出したいときに利用されます。
INT関数の基本構文
=INT(数値)
- 数値:切り捨ての対象となる数値を指定します。
INT関数の使い方
正の小数を整数に切り捨てる
123.456 を整数に切り捨てたい場合:
=INT(123.456)
結果は「123」になります。
負の小数も切り捨てる
-123.456 を整数に切り捨てたい場合:
=INT(-123.456)
結果は「-124」になります。
※負の数の場合、小数点以下を切り捨てるため、絶対値が大きくなります。
INT関数の注意点
- 負の小数は、絶対値が大きくなる方向に切り捨てられます。
- 単純な四捨五入ではないため、注意が必要です。
- 整数を指定した場合は、そのまま返されます。