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スプレッドシートの使い方と便利な関数・テクニックを解説

YEAR・MONTH・DAY・DATE関数まとめ

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日付データを管理

日付データを正しく管理・活用するためには、YEAR関数、MONTH関数、DAY関数、DATE関数の理解が欠かせません。
ここでは、各関数の基本を簡単に整理したうえで、実務で使える具体的な応用方法をまとめます。

各関数の基本

  • YEAR(シリアル値):日付から「年」を取り出す
  • MONTH(シリアル値):日付から「月」を取り出す
  • DAY(シリアル値):日付から「日」を取り出す
  • DATE(年, 月, 日):年・月・日を指定して日付を作成する

実務で役立つ応用例

月末日を求める

任意の日付(例:A2セル)に対して、その月の最終日を取得するには、以下のようにします。

=DATE(YEAR(A2), MONTH(A2)+1, 1) - 1

翌月の1日を求め、そこから1日引くことで、月末日を正確に取得できます。

 

年初日・年末日を求める

年初日(その年の1月1日)を取得:

=DATE(YEAR(A2), 1, 1)

年末日(その年の12月31日)を取得:

=DATE(YEAR(A2), 12, 31)

 

指定日から○ヶ月後・○年後を計算する

例えば、取引日から6か月後の日付を求めたい場合:

=DATE(YEAR(A2), MONTH(A2)+6, DAY(A2))

1年後の日付を求めたい場合:

=DATE(YEAR(A2)+1, MONTH(A2), DAY(A2))

 

誕生日から年齢を自動計算する

生年月日(例:B2セル)から現在の年齢を求める方法です。

=YEAR(TODAY()) - YEAR(B2) - IF(DATE(YEAR(TODAY()), MONTH(B2), DAY(B2)) > TODAY(), 1, 0)

誕生日がまだ来ていない場合に対応できるよう、年齢から1歳を差し引く処理を組み込んでいます。

まとめ

YEAR・MONTH・DAY・DATE関数は、日付操作の基本関数です。単体で使うだけでなく、組み合わせることで幅広く応用ができます。
月末日や年齢計算など、実務でよく使う処理も、これらの関数を使えばシンプルに対応できます。

日付データを正しく扱うための基礎として、しっかり押さえておくと安心です。

関連する関数

参考リンク
DATE – ドキュメント エディタ ヘルプ – Google Support
YEAR – ドキュメント エディタ ヘルプ – Google Support
MONTH – ドキュメント エディタ ヘルプ – Google Support
DAY – ドキュメント エディタ ヘルプ – Google Support
記事の著者
  • この記事の著者:えびお
  • 神戸にて、WEBディレクター・マーケターとして活動しています。独学でGAS(Google Apps Script)やエクセル・スプレッドシート関数を学びながら、GPTを活用してプロンプトを作成し、プログラミングにも取り組んでいます。

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